2017-08

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ライブドア事件の一週間

[かおるんの独り言]
ライブドア社家宅捜査に始まる2006年1月のライブドアショックの1週間のぽんぽこさんの記事をそのまま載せてみます。

ぽんぽこさんはライブドア事件の直前に、マーケットの暴落を予告し、大規模にポジションを縮小していく過程を、リアルにネットに書き込んでいたのでした。そして、実際にライブドア事件が起き、株が暴落した後も、動揺することなく、クールなトレードとクールな書き込みを続けていたのでした。

まだトレードを始めたばかりのひよこだった私には本当に刺激的な書き込みの数々でした。驚きでした。感動でした。BNFさんやマーケットの奇術師さんといった天才トレーダーの手法を分析しながら、自分の進むべき道を探っていく。凄いです。今読み返してみても、あのときの気持ちが蘇ってきて、なんだか切なくなります。

そして、ライブドア事件後の株価暴落についてのぽんぽこさんのあまりにクールで挑発的な発言は一部の投資家の反感を買ったようでした。よく読めば、毒舌の背後に投資家への警告の言葉が一杯こめられているのに、そのことに気がつかない人たちも多いようでした。
逆恨みのような感情がぽんぽこさんに向けられていき、コメント欄には攻撃的なコメントが増えていきました。
暴落はマネックス証券がライブドア株の担保価値をゼロにしたことが原因だというネットの個人投資家の間で広まっていた説へのぽんぽこさんの反論の記事はあまりにクールです。
クールすぎるくらいにクールです。
この後、ぽんぽこさんのブログのコメント欄は徐々に荒らしが増えていきます。そして、コメント欄を閉鎖しなければならなくなります。やがて、ブログそのものも突然に閉じてしまうことになります。

最後に蛇足だけど...(←ぽんぽこさんの真似です)

ぽんぽこさんが総資産を書かなくなったのは、ライブドア事件後に大損したからだという誹謗を2ちゃんねるで読んだことがあります。
でも、ライブドア事件の直前の記事に「総資産を晒すのは今回で終わりにしたい」と書いてあります。実際は、もうしばらく後まで、総資産の報告はとぎれとぎれに続くのですが、ぽんぽこさんとしては、ライブドア事件の前に、資産の書き込み中止は決めていたようです。




2006年01月14日

1月第2週の資産計算

総資産   209,894千円
今週の損益 △6,424千円
今年のトータル損益 △17,123千円

順調に資産は増えたが、ポートフォリオはやや傷みつつある。含み損の銘柄もぼちぼち出てきたし、当初決めたロスカットラインに達してしまった銘柄も2つほど。来週初めは大胆に損切りを行い、ポートフォリオは思いっきりスリムにしようと思っている。2年3年と長期で持ってきた銘柄も、そろそろどかっと利食いの予定。

さて、週末の資産計算だが、総資産を晒すのは今回で終わりにしたい。来週からは先週との増減、今年のトータル損益のみを書くことにする。去年までのことはすべて忘れるつもり。

at 11:12



2006年01月15日

手法を盗む

ここ1週間ほど、ずっとBNF氏の手法について考えている。ネットの投稿者の発言について、これだけ集中して考えるのは、マーケットの奇術師さん以来だからほとんど5年ぶりくらいなんだけど、結局、僕の最大の関心を1行でまとめてしまうと次のようになる。

来るべき下落相場に対処する上で、BNF氏の手法をどのように取りいれるか。

これだけだね。上手なトレーダーのテクニックを盗むというのは一番有効なトレード上達法だと思うよ。



さて、もうすぐ暴落が来ます。

明日からかもしれないし、3週間後かもしれないし、3ヶ月後かもしれない。しかし1年後ってことはないだろう。右肩上がりのトレンドがあと1年続くなんて考えられない。

暴落は、ちょっと大きめの調整でその後株式市場はまた立ち直るのかもしれないし、2000年以降のようにだらだらした下げが数年続くのかもしれない。これもまだわからない。

しかし、ほとんどの未熟な投資家たちが、血を流して退場を迫られる大きな下落があるだろうことは、別に予言者じゃなくったってわかることだ。大坂の米の先物相場の時代から、マーケットはその妖しい魅力で人々を引きつけ、金を吸い取って身ぐるみ剥がしたあげく、蹴り出してきたんだからね。今回だけが特別だということはあり得ない。永遠に続く上昇トレンドなんてありえない。

そのときにどう対応するのか。

BNF氏の手法を上っ面だけ理解して、「そうか、下降トレンドの相場では、逆張りスウィングが儲かるのか」なんて考えている人は甘すぎる。下降トレンドで逆張りで買うというのは、落ちてくるナイフを素手で掴もうとするようなもので、一番リスキーなトレーディングだ。損切りする勇気のない初心者がそんな手法で挑んだら、間違いなくたちまち火だるまになるだろう。よい子の皆さんは絶対にまねをしてはいけないトレード法だと思う。

もっとも、一番リスキーなトレード法と、一番儲かるトレード法は、とても近くにあるんだけどね。

さて、2000年以降の下げ相場において、僕は「トレンドフォローの空売り」と「短期的な逆張りの買い」の2本立てで泳いだ。監視する銘柄はかなり絞り込んでいた。

兼業トレーダーだというハンディキャップもあるけれど、だいたい監視できるのはマーケットスピード2ページ分、60銘柄ぐらいが限界だったと思う。それも60銘柄きっちりはフォローできてなくて、実際アクティブにトレードできるのは、その60銘柄のうち10銘柄程度にすぎなかった。

BNF氏の手法がどのようなものか、謎の部分も多いのだが、エクセルなどのツールを巧みに操った数理的な天才という印象は僕は受けない。どっちかというと、どこのゲームセンターにも一人二人はいるゲームがやたらうまいガキンチョって感じかなと思う。

トレーディングもおそらくは非常に感覚的で、たとえば、1台のモニターでは、日経平均と先物の動きを見て、もう1台のモニターでは、マーケットスピードなどのツールを使ってセクター別の動きを眺めて、日経平均と先物との動き方の癖、セクターごとの動き方の癖を見ながら、「あっ、これはいつかのあのパターンだ」とひらめいて、速攻で売買の決断ができるという感じなんじゃあないかな。まあ、勝手に推測しているだけだけどね。

前の書き込みで、BNF氏は記憶力がいいんじゃないかって書いたけど、それは「さて、クイズです。×月×日の××という銘柄の株価はいくらだったでしょう」というクイズに即答できるような記憶力ではなくて、株価の動きのパターンがメロディーラインや囲碁の手筋のように感覚的に頭に入っているのではないかと思えるのです。

(まあ、このあたりは、BNF氏に託しつつ、僕自身にとっての「理想のトレーディング」をイメージ化しているだけではないのかという気も若干しないでもない。(^_^;)

僕は、空売りと買いと両方試みていたので、監視できる銘柄数が限られていたが、逆張りスウィングの買いだけに限定すれば、チェックのポイントはもっと単純化できるはずで、となると、200~300位の銘柄のウォッチは十分可能なんじゃあないか。300銘柄って、マーケットスピード10ページ分でしょ。ざっざっざっと眺めて、今日動いているセクターはこのあたりだなというおおざっぱな判断をして、先物の動きをヒントに買いのタイミングだけを探ればいいわけだからね。200銘柄監視してますという彼の書き込みに嘘はないと思う。

結局、ラーメンも出します、お寿司も扱ってます、食後にはコーヒーもつけますっていうレストランよりも、牛丼一筋とかカレー専門店の方が、効率的だし利幅が大きいし経営戦略も立てやすいんじゃあないかな。

もっともメニュー限定の専門店には、別のリスクもある。環境が変わった時に、突然ついて行けなくなることも考えられる。

しかし、そうした環境の変化に対して、BNF氏は非常に柔軟に対応できるのだと思う。

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01年だけ見ても地合のいい時もあったので素直に順張りもしましたし
乖離を甘めに判断して買うべき地合もありました。乖離率の判断は常に
流動的でした。
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「乖離率の判断は常に流動的でした」っていう一節が非常に重要なことを語っていると思うよ。


最後に蛇足だけど...

BNF氏の文章が「論理的ではない」とか「文章が下手」とかいう批判も2ちゃんねるの過去ログの中にあったけど、まあ、確かにいわゆる名文家ではないけれども、彼の書き込みに彼独特の「固有の論理性」があるのは明らかだと思うけどね。そうしたものが読み取れない人って、馬鹿じゃないのか。日教組のうすら馬鹿教師に、ひからびた食パンみたいな味も素っ気もない、もう絶望的につまんない文章ばっか読まされて、脳みそがいつのまにか糠味噌になってしまったんじゃあないかね。

日本語の持つ怪物的な芳醇さに一度打ちのめされてみたらどうだ。吉田健一『金沢』、蓮実重彦『表層批評宣言』、山東京伝『桜姫全伝曙草紙』なんて本を一度読んでみるといいよ。

at 02:33



2006年01月16日

1月16日前場のトレード

今日は大幅にポジション縮小である。さあ、暴落だと決めてかかっているわけではないが、長期保有の銘柄は十分利益を得ているので、そろそろ利益確定してよいタイミングだと思うし、短期で動かしている銘柄は、これからは損切りのラインをやや厳しめにしていこうと思っている。とりあえず、今週はポジションは大幅に縮小する。その後のことは今週の相場を睨みつつ判断する。

まず、半年近く追い続けてきた主力3銘柄を切る。

8411みずほ、損切り、ポジションゼロへ。
9984ソフトバンク、ポジション縮小。5枚のみ現引。
5405住友金属、損切り。5枚のみ現引。

そして、久しぶりの空売り。

8411みずほ、新規空売り。
9104商船三井、新規空売り。

日興コーディアルや野村證券に置いている長期保有の銘柄をどんどん利益確定。

2593伊藤園、利食い。
6361荏原製作所、利食い。
6594日本電産、利食い。
6758ソニー、利食い。
7282豊田合成、利食い。
2766日本風力開発、利食い。
6965浜松ホトニクス、利食い。

大きく含み益をふくらませている銘柄は指し値で慎重に利益確定。

5390宇部マテリアルズ、利食い売り。ポジションゼロへ
9103商船三井、とんとん。ポジションゼロへ。
5713住友鉱山、利食い売り、ポジションゼロへ。
9888UEX、利食い売り。ポジションゼロへ。
3111オーミケンシ、利食い売り。ポジションゼロへ。
3350ダイキサウンド、利食い売り。ポジションゼロへ。
1893五洋建設、利食い売り。ポジションゼロへ。
5262日本ヒューム、利食い売り。ポジションゼロへ。
4751サイバーエージェント、利食い売り。残り10枚。
5903シンポ、一部利食い売り。

2665ネクストC、新規買い。
9302三井倉庫、ポジション縮小、損切り。

at 11:00



幻のSQ、そして、ライブドア家宅捜査

昼過ぎに野村證券と日興コーディアル証券の支店に電話をしたんだけれど、何度電話しても繋がらないので呆れかえってしまった。僕はネット証券の安定性なんて、はなっから信用していないので、パニック的な下落などで、サーバーの処理能力以上の大商いになった時は、いくつもネット証券の口座を開いていても、どれもこれも使えなくなるんじゃないのかという覚悟はしている。だから、そんなときは、証券会社の店頭にどかんと現金を持っていって、買えるだけ買うなんて日がいつか来るのかなあと思っていたのだが、どうもそう甘いもんでもなさそうである。パニック的な売りの日には、対面取引の証券会社の電話は通じないだろうし、窓口へ行っても待たされるだけだろうな。年末に日興証券の支店に行く機会があったけど、30分くらい平気で待たせるもんね。まあ、野村あたりのシステムは、相対的には他のネット証券よりは安定しているのではないかという、あんまり根拠があるわけではないが信頼はしているのだが、やっぱり地場証券あたりに一応は口座を開いておいた方が安全かね。

株式トレードって、意外に脆弱な環境で行われているものだということは忘れてはいけないと思う。だいたい東証のシステム自体があてになんないもんな~。

さて、今日の地合いは一日中あんまりよくなかったんじゃあないだろうか。まあ、後場はデスクワークがあったんで、ザラ場はちらちらとしか見ていなかったので、断定的な言い方はできない。でも、円高でもないのにテクノロジーは重かったし、こうなってくると先週末のいわゆる「幻のSQ値」も意識され始めるだろう。東証の指数的にはしばらくはちょっと重たいんじゃあないかと読んでいる。

新興マーケットは、いよいよ訳が分かんなくなりつつある。「東京地検、ライブドアを家宅捜索」というニュースをマーケットがどのように吸収するつもりなのかよく分からないが、明日は急落の後の突然の急騰といったようなジェットコースターのような見せ物が見られそうである。基本的はギャラリーに徹するつもり。

フジサンケイグループがどういう報道をする気なのか見物だが、あんまり勝ち誇ったような社説は書かないでほしいな産経新聞。

at 23:55



2006年01月17日

ライブドア

基本的に言うと、ライブドアという会社には昔も今も全く関心がないし、ライブドアの株券にも関心はない。株を買おうとはあんまり思わない会社だ。(一回だけ買ったことあったかなあ。)

だいたいライブドアのいったいどこを称してIT企業と呼ぶのか理解できない。『四季報』開いて見てごらん。収益の半分以上はeファイナンス、つまりこの会社、実態はネットを使ったサラ金である。メディアは何故そうした事実をきちんと報道しようとしないのだろう。ちなみに、サラ金やサラ金地獄は放送禁止用語。夜のテレビでサラ金のCMがなんと多いことか。ほんとに吐き気がするよ。

中古車売買だ証券だとどんどん多角化を進めたり、社長がメディアに露出しまくっているのも、「サラ金のライブドア」という企業の実態を隠し、企業イメージをアップして株券を高く売りつけるための手段に他ならないと思うけどね。

もっとも今読まれつつあるようなこうしたライブドア批判が、ライブドアのブログで削除されることなく、晒され続けるのだとしたら、それはそれ、りっぱなことであり、悪質な洗脳メディアである新聞やテレビなどよりは、ライブドアの方が、情報産業としてははるかにまともな企業だと言えるだろう。朝日新聞批判が朝日新聞の読者投稿欄に掲載されるとは考えられないもんな。自らに対する批判を許容するというのが、新聞であれネットであれ、メディアの最低限の倫理だと思う。

話は飛ぶが、最近の風潮であるらしい「会社は株主のもの」という考え方も理解できない。会社は社員のものでしょ。そんなの当たり前じゃん。あるいは社会全体のものという考え方もありだと思うが、「会社は株主のもの」なんて考え方は「会社は社長のもの」というのと同じくらい愚劣だ。

まあ、スタバの株主優待券を使って、俺はこの会社の株主、だからこの会社は俺のもの、ということは店員のあの女も俺のものという妄想に浸りながら飲むコーヒーの味は格別だが、しかし、素面でマジで「会社は株主のもの」と主張する奴がいるのはあきれる。

そもそも、堀江とか村上とか、ああいう気持ち悪い奴らを賛美する連中がいることじたい理解できない。まあ、俺様みたいに株で2億稼いでしまうお金持ちならいざ知らず、勝ち組負け組に分けたらどう見たって負け組だろうと思える頭の悪そうなしょぼい若者が、テレビのインタビューで「村上さんを支持します」なんて言ってるのを聞くと、おまえ気は確かかと言いたい。

だいたい金儲けするというのがそんなに偉いことかね。

at 03:34



1月17日前場の途中

新興マーケットは、もう少しパニック的な売りになるのかなと思っていたんだけどね。まあ、あんまり危なそうなところは狙わずに、ソフトバンクやサイバーエージェントを指し値で狙っていく。もっとも今のところあんまり引っかかって来ていないが。

9663ナガワ、利食い売り、ポジションゼロ。
2768双日、小さく利益確定。ポジションゼロへ。

4751サイバーエージェント、少し買い増し。

昨日に引き続き、長期保有の銘柄は、どんどんカットしていく。

1878大同建託、利食い売り、ポジションゼロへ。
5804三菱電線、利食い売り、ポジションゼロへ。
6479ミネベア、利食い売り、ポジションゼロへ。
6502東芝、利食い売り、ポジションゼロへ。
6954ファナック、利食い売り、ポジションゼロへ。
7203トヨタ自動車、利食い売り、ポジションゼロへ。

at 10:20



1月17日後場の途中

東証マザーズ指数が前日比300を超える下げらしい。凄いね。

4751サイバーエージェント、本日買った分を含めて全部カット。とんとん。
9984ソフトバンク、後場、下げてきたところで買ったが、即、ロスカット。長期分は未だホールド。
8696SBI証券、全部カット。小さく利益。
9888UEX、落ちてきたところを買い。その後さらに下がる。
7013石川島播磨、新規空売り。ややショート気味に。
5405住友金属、新規空売り。ややショート気味に。

逃げ遅れてしまった銘柄もいくつかあるけど、まあ、だいたい順調。俺様はいつだってステイクールだぜっ。

at 15:01



2006年01月18日

ふぐ食ってきたぞ~。

ふぐ食いに行ってたぞ~。旨かったぞ~。酔っぱらってるし、もう寝る。

さて、昨日は大変なアクセス数。ページビューだと1万アクセスを越えてました。たぶんこれまでの最高記録だと思う。

コメントも沢山ありがとさん。

眠いので簡単に書きますけど、まあ、僕はあくまでクールでかっこいいロンリートレーダー。買い煽りも売り煽りもやってない。自分の売買と自分の判断を淡々と書いているだけ。僕のブログを参考にして、売買してうまくいったからと言って、お礼はいらないよ~。

なまむぎさんへ

>>明日、爆騰げしたりして…それもまた一興ですよね。

そうそう、それくらいの余裕を持って付き合うと、トレードってうまくいくもんだよ。

at 00:39



冷静に今のポートフォリオを見つめよう!

今週のここまでのトレードは、ほぼ満点だと自分では思っている。個々の銘柄では被害を受けたものもあるが、こんな急な下げを完全に被害ゼロで乗り切るなんてありえないもんね。まあ、かすり傷みたいなもんである。

先週末からのこのブログを自分で読み返して見たけど、もうほれぼれしてしまうクールでかっこいいね。自分で自分をほめてあげたいくらいだ。「さて、もうすぐ暴落が来ます。」なんて、先週末にきっちり断言した上で、月曜からどんどんポジション縮小に向かってるんだもんな~。俺様って格好良すぎ!

まあ、あんまり浮かれていないで、冷静に今のポートフォリオを見つめよう!

含み損がでかくなってしまったのは、7936アシックス、4062イビデン、9302三井倉庫、5001新日本石油といったところ。イビデンや三井倉庫は利食い売りでポジション縮小後の暴落だったのだが、アシックスは完全に直撃を食らった。

これらの銘柄は、さらに下がるのならば、ポジション縮小とつなぎ売りで対処したいが、ポジションゼロにはしないつもり。暴落が始まった地点での株価水準を記憶しておくためにも、何銘柄かはポートフォリオに残しておいた方が、その後のトレードがうまくいくことが多いような気がするので。

悔しいのは光通信の空売りのオーダー忘れ。月曜日、空売りのオーダーを出したつもりだったのに、あの日は大量のオーダーを出したからね、オーダーが通っていなかったことに気がつかなかった。いつまでたっても約定してこないからおかしいと思ってたんだよ。(^_^;)

さて、今日の前場のトレードである。長期保有の銘柄は、月曜に全体の6割、火曜に3割売ったのだが、本日残りの1割を寄りつきで売り切る。

日清食品、利食い売り。
花王、利食い売り。
ブリヂストン、利食い売り。
京セラ、利食い売り。
任天堂、利食い売り。

これで長期保有の株を置いていた野村と日興の口座は、持ち株ゼロ。すべてキャッシュへ。合計8千万ほどがキャッシュの状態になった。ネット証券の信用買い余力も軽~く1億越えているし、資金は十分。基本的にはウェルカム暴落だね。さらなる下げはチャンスだろう。アグレッシブに攻めてやるさ。

もっとも、新興マーケットのカブを、「昨日は500円だったのに、今日は400円だ。やすい!」とか考えて買うのはやめた方がいいよ。いつも言ってるけど、八百屋で買うカブじゃないんだからさ。「逆張りスウィング」なんてわけわかんないことを言ってる場合じゃない。今回の下げは明らかに殺傷力の高い下げなんだから、キチガイが振り回している刃物の前に出て行くもんじゃあないよ。

リスク管理のできていないトレーダーたちは、これからどんどん追い証がかかって、全財産をむしり取られてマーケットから蹴り出されるだろう。彼らが破滅するまで、この下げは続くだろう。

空売りは、新興マーケット周辺の銘柄を売れば、短期で大きく稼げる可能性もあるが、こうした相場では株価の反騰も急なものになりやすいので、そのときに逃げ遅れる恐れが高い。ここはやや慎重に大型株の空売りで狙っていこうと思う。

ポートフォリオ全体の含み損は絶対に膨らませてはいけない。今後、毎日ポートフォリオの含み損が増えていくとしたら、そのポートフォリオは間違っているのである。ポジション縮小、ロスカットを躊躇ってはいけない。

5405住友金属、空売り、売り増し。
5713住友鉱山、新規空売り。
7013石川島播磨、空売り、売り増し。
8035東京エレクトロン、新規空売り。
9302三井倉庫、新規空売り。ややショートへ。

8138三京化成、利食い売り、ポジションゼロへ。
2665ネクストコム、損切り、ポジションゼロへ。

at 10:53



これはまずいでしょ。

スポーツ新聞の一面トップが「ライブドア、株価暴落ストップ安」だったりする。こんなこと2000年のITバブルだってなかったぞ。光通信の連日のストップ安なんて、株をやってる人以外は、だ~れも知らなかったと思う。

前場でカラ売った5713住友鉱山が、後場には含み益100万円。一方、2枚3枚と売り残してあった銘柄は、どれもこれも含み損がウン十万円で、塵も積もればで全部合わせると計算するのが嫌になるような含み損である。

凄いわ。

後場、一時的に戻りかけたところで、買い銘柄の損切りと、空売りの売り増しをはかる。クールにやろう、あくまでクールに。

5713住友鉱山、空売り売り増し。
7013石川島播磨、空売り売り増し。
9435光通信、新規空売り。
8411みずほ、空売り売り増し。
6702富士通、空売り売り増し。
7936アシックス、空売り売り増し。

3110日東紡績、一部損切り。
4062イビデン、一部損切り。

2時40分頃、マーケットスピードがぴたりと動かなくなった。おいおい、またなんかあったのかと思っているうちに、「東証が午後2時40分以降に全銘柄の売買停止」というニュースがティッカーで流れていく。ん。なんで?

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緊急【東証よりのお知らせ】
東京証券取引所より以下の連絡がありましたのでお知らせいたします。
「本日1/18、東証における注文・約定件数が増加しており、約定件数がシステムの処理可能件数を超える可能性があることから14:40に以下の銘柄について取引を停止いたします。
東証株式全銘柄
東証CB全銘柄
東証交換社債全銘柄
皆様方には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了解賜りますようお願い申し上げます。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

これはまずいでしょ。追い証かかってる人たちで、大引けで「決断」するつもりだった人たちとか多かったんじゃあないですか。

いよいよ凄いことになるんじゃないだろうか。

at 14:53



思いつくままに...

久しぶりに2ちゃんねるの株式板をざざっと眺めてきた。追証だの樹海だの、たった2日の下げただけだというのに悲痛なタイトルのスレッドがいっぱい立ってるね。

まあ、リスク管理できていないトレーダーは、今回のこの下げで、ほぼ全員が退場することになるんじゃないですか。

ダンナに秘密でへそくりのウン百万を信用で目一杯レバレッジをかけて運用している主婦なんてのは、どんな銘柄を手がけているかなんて全く関係なく、財産全部吹き飛ばしただろうね。銘柄なんて関係ないんだよ。ほんとに。大事なのはリスクの管理と心のコントロール。それだけです。

昨日今日とこのブログのアクセス数もちょっと驚異的な数字なんだけど、追い証の恐怖の中、涙目でこのブログを読んでる人なんてのが、結構いるんだろうな。

そうそう、株式関係の掲示板を見ると、今日の下げのさなかでソフトバンクを買ってる人というのが結構いるんで驚いている。今日、ソフトバンクを買うんですか?何故?


2ちゃんねるでこんな書き込みを見つけた。

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後場の初めにうっときゃあよかった。
前場の動き見て、回復したと思ったのになあ、、、
暴落は初体験だったので、これからの教訓にします。通常の相場なら、
稼ぐ自信はあるので。
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書いてる当人は大まじめなんだろうけど、あんまり馬鹿なんで呆れかえってしまった。というか、だんだん腹が立ってきたよ。

「通常の相場なら、稼ぐ自信はある」だって!

あのなあ、相場というのは、穏やかな凪の時もあれば、パニック的な売り、狂ったような急騰、乱高下、何でもありなんだよ。そうしたものを全部含めて、言ってみれば「通常の相場」でしょ。

20年、30年という長いタームで考えるならば、その間には必ず、大地震、戦争、テロ、北朝鮮から飛んでくるミサイル、中国の軍事的威嚇、原発の大事故など、想定外の事件が起きることは想定できる。そうした緊急時において、約定件数が400万件を超えるとストップしてしまうような脆弱な東証のシステムに、何が起きるのかはだいたい想像ができる。そうしたことまで想定した上で、リスクの管理をやらなきゃいけない。

「東証の全銘柄が明日ストップ安になる」ということはないだろう。しかし、何十年も株式トレードを続けたら、そんな日は必ず来るはずだ。

たとえば、「10年かけて少しずつ資産を増やしたけど、201*年の東シナ海沖での自衛隊と中国海軍との部分的交戦の時のパニック的な暴落で全財産をなくしました」では、話にならないわけでしょ。

通常の時なら稼げるって馬鹿か。


まあ、他人のことはどうでもいい。俺は俺のやり方で俺の財産を守り抜く。

今日の反省だ。ちょっと無防備に空売りのポジションを増やしすぎたと思う。後場調子に乗って売り増していったのは間違い。リスクが高すぎる。急落の後の急騰も十分にあり得るわけで、ちょっと調子に乗りすぎ。

空売りというのは、皆が暴落で茫然自失の時に、ひとり利益をあげるわけで、自尊心を満たしてくれる気分のよいトレードだが、そのわりにはあんまり利益を上げることはできないものだ。特にしばらくは乱高下が予想される相場で、空売りのポジションを増やすことはあまり賢明ではない。それより、余力たっぷりの状態で、もうしばらく相場の流れを眺め続けた方が良さそうだ。空売りの玉は、含み損になった段階で、どんどん手仕舞いすること。

at 18:22



2006年01月19日

エポケー

日経平均のこの程度の下げならば、去年の4月や一昨年の4月にもあったはずだが、個人投資家のセンチメントの悪化は目を覆いたくなるばかりだ。たった2日の下落である。年に1度くらいはあるいつもの下げとは全く性質が違うようだね。

一方、個別銘柄のチャートを見ると、日足が長い下ヒゲをつけた銘柄がごろごろ。あれもこれも買いたくなってくるよ。

さて、「気分」と「チャート」のこのギャップが明日以降の相場にどんなかたちで現れてくるか。

ファンダメンタルズに関係なく売られまくっているので、業績的に買える銘柄は買ってみようかという戦略もあるし、いや、どうせ一時的な反発だろうから、業績一切無視で25日、5日の移動平均線との乖離率を見ながら、短期で狙ってみようかという戦略もあるだろう。

どちらで狙うかは、今回の下げの意味をどのように読むかにかかってくる。つまり、これが一時的な下落であるならば、バーゲンセールで売り出し中の優良株をしっかり拾っておくのがよいのだろうが、ほんとに一時的な下落なのか、じつは僕は疑っている。しばらくは相場の行方を見守るしかないだろうな。

難しいね。(^_^;)

at 00:44



本日休業

実は今週は、大きなデスクワークの予定があって、自宅で仕事をするつもりだったんだよね。ところが、昼間はマーケットがこんな状態になっちゃって目が離せないし、夜は誰かさんとふぐ食べにいかなきゃいけないし、深夜までパソコンに向かって仕事やんなきゃいけないしで、とうとう過労でダウン。今日は一日寝てた。

ザラ場中は、何度か自分のポートフォリオだけチェックした。含み損が増えていくようなら動くつもりだったのだが、ポートフォリオのトータルの含み損益はほとんど動かなかった。今週に入ってからどんどん利食い売りを行い、昨日と一昨日は空売りも入れているので、ほぼ売り買い半分ずつの状態だったから、当然ではあるのですが。

結局、今日は、売買なしです。

まあ、個々の銘柄を見ると、悲喜こもごも。5713住友鉱山の昨日の後場では100万円を優に超えていたはずの含み益はどこに行ってしまったんだろうとか、いろいろ悔しいこともあるけどね。

さて、今後どうなるのだろう。このまま一気に上に行くとは思えないけどな~。昨日、一昨日の日足の大きな陰線はやはり血の匂いがするね。これだけ多くのトレーダーが血を流したその後で、何事もなかったかのように再度上昇トレンドに戻れるほど、マーケットって鈍感ではないと思う。来週初めあたりにひやりとする下げがあり、その後どちらに動くかが問題だな。動いた方について行くしかないだろう。

幸いにして買い余力はたっぷり。どっちへ行くとしても、流れについて行くつもりだ。


コメント、沢山ありがとうございます。「暴落は人を哲学者にする(?)」ようで、読み応えのあるコメントがずらり。一つ一つレスをつけたいのですが、ちょっとへばってますんで、勘弁してください。忘れた頃にレス返すかもしれません。(^_^;)
基本的には、唯我独尊のブログですので、好き勝手にやらせてもらってます。

では。

at 20:30



追加

おっと、本日の売買ゼロとさっき書いたけど、昨日オーダーを入れておいた指し値が入ってますね。訂正です。

3304トスコ、新規買い。
5903シンポ、利食い売り、ポジションゼロへ。
3110日東紡、とんとん、ポジションゼロへ。

at 20:41



2006年01月20日

1月20日前場のトレード

あんまり上昇トレンドが長く続いていたんで、空売りのやり方を完全に忘れてるよ。水曜日後場の底割れの不安の中では、冷静に買い戻しがセオリーだったね。売り増しを図ってしまったんだから馬鹿な話である。空売りは買いの時以上に強い意志が求められる。浮かれてちゃいけないな。一昨日のパニック的な売りの中で買い戻し、さらに買い、昨日の後場で全部売り切りなんてやりたかったけどね。感覚がだいぶ鈍っているというか、週初めのパーフェクトな売り逃げで有頂天になってしまい、判断が遅れてしまっている。

さて、今日の前場の印象は、ハイテクの戻りがしっかり、鉄鋼、造船など、昨年後半に大相場を演じた銘柄はちょっと頭が重いのかなという感じ。後場の展開次第では、空売りのポジションは、ばさっと削るかもしれない。

寄りつき、買い気配で始まった銘柄に空売り。

9984ソフトバンク、新規空売り。
8815東急不動産、新規空売り。
9435光通信、空売り売り増し。前場引けでほぼ買い戻し。

at 11:14


嵐の1週間が終わる。

今週はむちゃくちゃ疲れた。1週間終わってほっとしている。(^_^;)

後場は、ポジション調整。あんまり空売りのポジションを抱えてオーバーウィークしたくないので、空売りのポジションは小さくしていく。何故か下げ渋っている銘柄は、とりあえずカット。

9104商船三井、買い戻し。利益確定。ポジションゼロへ。
7013石川島播磨、一部買い戻し、利益確定。
5405住友金属工業、一部買い戻し、利益確定。
6702富士通、一部買い戻し、損切り。

4007日本化成、新規買い。
3304トスコ、利食い売り。ポジションゼロへ。

at 15:32



マーケットから蹴り出されないために

milesさんへ

>>所詮予想して「当たった!」「外れた!」って一喜一憂しても
>>100回の正解で儲けても、1回のハズレですってんてんになってしまう
>>ことは起こりえることですよね。
>>
>>味方のいない戦場で生き続けていたいです。
>>それには死なない方法を学んで、いかに勝ち戦側につくか?
>>ぽんぽこさんのブログを読んでいると自分の管理がつくづく難しいのを
>>考えさせられます。

そうですね。本当に難しいです。そして、「死なない方法」というのが、「リスクをとらない方法」だったりすると、今度は絶対に儲かりませんからね。

株式トレードの難しさ、しんどさについて、今回の下落ではいろいろ考えさせられました。僕はどっちかというと、今回の下げを上手に泳いだトレーダーの一人だと思うんだけど、それでも消耗したな~。日本の株式市場がものすごく脆弱な基盤の上に立っているものなのだということをあらためて知らされましたね。

たとえば、東京直下の大地震が明日明後日に起こる可能性はきわめて低いと思いますが、何十年というスケールで考えたら、間違いなく起こるわけです。そのとき東証はどうなるのだろうと考えると、リスクの管理なんて、現実にはほとんど不可能なのかもしれない。(もっとも命の保証もないのだから、株どころじゃないのかもしれませんが。)

「どんな相場環境でも空売りのポジションは作るように心がける」
「全力の信用買いはしない」
「資金は株式だけではなくできるだけ分散する」

当たり前のことですが、以上のようなことがやはり大事なんだと思う。


ライブドアで大損こいた人のブログを2つほど発見しました。明日は我が身、他山の石。読んでいるうちにだんだん背筋が寒くなってきます。

『株でもうすぐ一億達成!からライブドア20万3000株全力信用買!で大損こいて一気に地獄に落ちた日記。』

『GIRL'S TRADER』

[追記:後者のサイトについては、アフィリエイト狙いではないかという説もあります。この記事のコメント欄でも指摘されていますが、確かに独立ドメイン取ってるのもちょっと不思議な話だし、これまで完全にお休み状態だったサイトにいきなり書き込みを始めるのは不自然といえば不自然。チャットレディーの手の込んだ客引きという可能性もないわけではないですが、ただ、極限状態で現実逃避的にいきなりブログを始めるというのもありそうな話だと思うけどなぁ。だいたいアフィリエイトの儲けなんて知れたもんだしね。それだけのためにこれだけ手の込んだことをやっているのだとしたら、それはそれで凄いと思います。]

前者の方は1億円寸前までいって、今回の下落ですべてをなくしたようですが、確かにリスク管理を緩くして、思いっきり冒険をすれば、上昇基調のマーケットの時には、大きく稼ぐのは決して難しいことではない。でも、一回の失敗ですべてを失ってしまうわけですからね。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
でもいい勉強でしたわ。
稼ぐコツはわかってますんでまたこつこつがんばります。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

記事の中にそんな一節がありましたが、この人、おそらく同じ失敗をまたするだろうな。(^_^;)
「稼ぐコツ」は分かったのかもしれないけれど、「リスクを管理する規律」の方がもっと大事なんだけどね。それに上昇トレンドでの「稼ぐコツ」なんて、トレンドが変わったら何の役にも立たないかもしれないのに。

『GIRL'S TRADER』には次のような一節が。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
もう大きな取引はしないと思いますが、
いつかまた株に手を出すと思います。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

懲りないんだろうな~。

at 23:44



2006年01月21日

今週の資産計算:たいへんな1週間でした

さて、今週の資産計算である。

先週の損益 △6,424千円
今週の損益 ▼8,527千円
今年のトータル損益 △8,596千円

実は今週は利益確定は4,000万円ほど。何年もかけてため込んできた長期保有のポジションを、週初めに一気に利益確定したからである。

短期で動かしている分は、まず、ややポジションが大きくなっていた銘柄を含み損益と関係なくポジションを縮小し、それから、月曜火曜と指し値で含み益の大きな銘柄を少しずつ利益確定を行った。その後で動きの悪い銘柄を半分カット、半分現引きにする予定だったのだが、そこで暴落におそわれてしまった。(まあ、今週の売買の流れは、このブログにずっと書いているので、読み返して頂ければ、僕が何をやろうとしていたかは分かってもらえると思います。)

結局、数単位ずつ売り残していた銘柄の暴落が意外に大きくて、思っていた以上の損失を発生させてしまったのは残念である。

個人的に言うと、暴落が一日早かった。後一日暴落が遅かったら、おそらく今週はプラスマイナスゼロで逃げられたと思うし、水曜のセリングクライマックスでの対応を間違わなければ、十分プラスの収益を上げられたはずである。動かしている資金量がかなり大きくなってしまっているので、なかなか素早い対応ができないことにあらためて気づかされた。これは今後の課題として、解決策を考えなければいけないだろう。

「水曜のセリングクライマックスでの買い戻し、買い上がり、翌日の急騰場面での利益確定」が、できなかったのは非常に悔しい。イメージははっきりと見えていたんだけどな~。水曜の朝カラ売った銘柄が、後場直後には含み益が数十万、百数十万になっていたときに、完全に冷静さをなくしたと思う。急速に戻り始めてから指し値を入れても間に合わないしね。(^_^;)

今週は、トレード以外にもいろいろあって、体調管理も大変だった。ライブドア暴落の直撃を食らった人たちは、おそらく食事ものどに通らない、吐き気がするという状態が続いていると思うけれども、相場の失敗、相場の成功って、ココロよりもカラダを直撃するので、本当にきつい。木曜日、体調を壊して、一日寝ていたんだけれど、カラダが強制終了を命じたんだと思う。

これだけの大きな暴落を、それでも他のトレーダーよりは小さな傷で逃げることができたということで良しとしなければいけないのかもしれないが、それでもやっぱりちょっと悔しい一週間でした。

at 11:17



2006年01月22日

My Trading Life (27)

この記事は実は先週の日曜日に書いたものだ。

ブログの記事は、たいてい、書き終えたら即アップするのだが、『My Trading Life』はちょっと気合いが入っているので、一晩寝かせて、翌日、もう一度読み返してからアップすることにしている。ところが先週は月曜日にライブドア家宅捜査があり、その後、相場が大波乱を演じてしまったので、この記事の中で、「予想」として書いていることが、少し異なった形で「事実」となってしまったために、書き直さなければならなくなっていた。

週末にでも全面的に書き直そうかと考えていたのだが、いまあらためて読み返してみると、まるでこの記事全体が「先週末の僕」から「現在の僕」に向けたメッセージのようにも読めることにちょっと驚いている。

ちょっとタイミングのずれた部分もあるのだが、あえてこのままアップしてしまおうと思う。

先週末の段階で、僕は「もうすぐ」「何か」が起こることは予想していた。占い師ではないのだから、「もうすぐ」が「翌日」で、「何か」が「ライブドアの家宅捜査」だろうとは全く予想もしてはいなかったが、しかし、IPOバブルの終焉を告げるような何らかの事件が起きるであろうこと、それをきっかけに相場が軟調になるであろうことは、煮詰まったチャートを読めば予測できた。

いつも書いていることだが、「材料が相場を動かすのではなく、相場が動きたい時に材料が生じる」のである。あるいは、別の言い方をすれば、マーケットの動きたい方向というのがあって、何らかの事件が生じた時に、マーケットはその動きたい方向へと材料を吸収していくのだ。

ライブドアの家宅捜査がなかったとしても、早晩、新興株が先陣を切る形で、トレンドは変わっただろうと思う。その数日のずれによって、破滅する投資家、破滅を逃れる投資家がいるわけで、投資家にとって数日のずれは決定的に重要ではある。しかし、大局的な流れは、個々の出来事や事件などが作るわけではないのだ。そして、大きな流れにあらがうことはできない。トレーダーはトレンドを味方につけるようにと、ポジションを築いていくべきなのだ。

さて、話は2001年、前年春のITバブルの崩壊から1年近くが経過し、相場が徐々に立ち直りつつあるかに見えた頃である。




****************************************

今の相場だと、資産規模1千万円程度では、完全に鼻くそ扱い、度胸のあるデイトレーダーなら一日で稼ぎ出してしまう金額だが、2001年当時、200万円を1年ちょっとで1千万円にしたというのは、それなりにりっぱな数字だったんじゃあないかと思う。

相場環境は完全に逆風だった。1年前、ITバブルのど真ん中で、羽振りをきかせていたネットトレーダーたちは、ほとんど全て姿を消していた。高値では24万円した光通信の株価は、1,000円台にまで売り叩かれていた。

狂乱相場の後の宿酔は無惨である。

現在のIPOバブルも最後は悲惨だろうと思う。ストップ安売り気配が何日も続き、売りたくても売れないような事態が、おそらくもうすぐ訪れるはずである。東証一部をいじっているトレーダーはしばらくは対岸の火事を高みの見物していられるだろうが、やがて火の粉はこちらにも回ってくるだろう。対岸で悲鳴が上がったら、すぐに逃げ出すことだ。

それでも、2001年の春、ようやくマーケットは底が見えたように感じられた。日経平均は2月末に12,000円を割った後、急速に戻しつつあった。どうやら1年近くにも及んだ下げ相場はトレンドを転換し、再度、上昇へと向かいつつあるらしかった。

僕はそれまで何とか空売りを中心に凌いできたが、空売りのポジションを徐々にクローズし、買いへとスタンスを移動していった。

さて、この時期の印象に残っている思い出をいくつか書いておきたい。ひとつは『マーケットの魔術師』の「株式編」を発売直後に航空便で取り寄せて、2日間、ほとんど徹夜状態で一気に読み上げてしまったことである。トレードを学ぶことに対して、この頃は本当に真剣だったと今あらためて思う。

そして、『マーケットの魔術師』の「株式編」は実に面白かった。「正続編」は、トレードの道を究めた聖者列伝といった趣の本だったが、株式編は、なんというか「変な奴大集合」みたいな、こんな方法でどうして儲かるんだろうというトレーダーが次から次と紹介されていた。

結局、トレードに誰もが従うべき普遍的な正しい方法なんてないのである。自分にあったトレード法、自分が十分に資金と心理をコントロールできるトレード法を見つけること、それが大切なのである。そうしたことが、この本を読んだあとで確信に変わった。

『マーケットの魔術師:株式編』の読後感は、読み終えた直後に「売り専」の掲示板に書き込んでいる。とても懐かしい発言なので、再録してみようと思う。株式トレードビギナーの頃のワクワク感が十分に伝わる書き込みなので。(^_^;)

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【 タイトル 】Stock Market Wizard
【 日付 】01/03/04 16:29

皆さん こんにちは!!

1ヶ月ほど前に紹介させていただいたジャック・シュワッガーの新作「Stock
Market Wizards」ですが、昨日と今日で一気に読了してしまいました。

これは面白い!!

僕はアマゾンドットコムで2割引で買いましたけど、丸善信者の人は、丸善で
買うといいでしょう。アマゾンの倍の値段で売ってますので、丸善の売り上げ
に大きく寄与し、株価の上昇にきっときっと多大な貢献することでしょう。
(笑)

これまでの「マーケットの魔術師」2冊に登場していたのは、神のごとき高み
にいるトレーダー達という印象だったのですが、今回の本は、彼らよりは少し
だけ身近に感じられるトレーダーの記録です。
(といってもまだまだ雲の上だよ。)

トレーディングスタイルはこれまでの2冊以上に、多様で、個性的で、むちゃ
くちゃで、ホント面白い。

オプションの「買い」で堅実に稼ぎをだしていく牧場主の話しとか、どこの会
社に行っても上司とぶつかり合ってた女性が、空売りオンリーのトレーダーと
して大成功する話しとか、ホントに、こんなやり方で儲かるのかなぁと、若干、
半信半疑でもあるのですが、でもやっぱり自分の性格に合ったトレーディング
スタイルでやれば、うまくいくんだろうなぁと納得させられるのです。

あと、目からウロコというか、正直、笑ってしまったのが、狙いを付けた会社
のCEOだの関係者に電話しまくるというトレーダーですね。彼は売買すると
きにチャートを見もしないのだそうです。(ホントだろうか...。)

どなたか日本版のこんな本、出してくれないかなぁ。草笛さん、奇術師さん、
XXさんなどなど、「魔術師」の候補選手はこの掲示板に何人もいらっしゃい
ますね。

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そして、この時期に、もう一つ、とても印象的な書き込みを掲示板で読んだ。奇術師さんの「Gold」というタイトルの書き込みである。この発言もその後何度も読み返したし、そして大きく影響を受けた。「そう、プロにとって、金市場は売るためにあるのです。」という奇術師さんの口調も実に懐かしい。

奇術師さんの発言はどれもそうなのだが、読み返すごとに新しい発見があり、印象が変わってくる。この発言も、金相場のその後を予言したというよりも、どんな相場であれ、大局的な流れにつくことが大切なのだと教えてくれているのだと思う。

長期的なトレンドが上向きの時にこそ株を買うべきだし、FXに挑戦するならば、スワップ金利というハンディが与えられる外貨の「買い」で狙うべきだし、無限に増え続ける不思議な商品である金より、実需要のあるプラチナを買うべきなのだ。つまり、常に少しでも有利な側について、トレードをすることが大切なのだと思う。

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【 タイトル 】Gold
【 投稿者 】マーケットの奇術師
【 日付 】01/02/04 21:46:51

ヴォルテールさま、ハント姉妹さま:
個人的には、貴金属の長期定額購入をなさるなら、金よりもプラチナを
お勧めしたいです。休日モードということで、少し詳しく述べてみます。

金というのは、不思議な商品です。いや、商品とは言えないのかもしれません。
なぜなら、金には、本当の意味での需要、つまり実需というものがあまり
存在しないからです。

この世に存在する「商品」とは、すべて消費されるために生産されています。
採掘された原油は精製され、燃料や石油化学製品原料として消費されます。
生産された穀物は、飼料や食料として消費されます。
非鉄金属も、繊維も、鉄鋼も、セメントも、紙も木も、すべて同じことです。
そして、消費という需要と、生産という供給のバランスするところで最終的な
価格が決まります。『需給に勝る材料無し』というのは商品界のことわざですが、
一時的に思惑で相場が動いても、結局のところは需給関係が価格を妥当なところへ
収斂させて行きます。

金以外の貴金属には、宝飾品としての需要以外に、それぞれ工業物資としての
重要な用途があります。
銀は写真感光剤や抗菌剤としての、プラチナやパラジウムは触媒や電極材料としての
需要が、総需要の半分以上を占めています。
ところが金には、そういった実需がほとんどありません。せいぜいメッキや歯科材料
程度のもので、「需要」の大部分は宝飾品・投資・退蔵需要です。
しかも金は化学的に安定な物質で、錆びたり腐ったりしません。
ソロモン王やミダス王の昔から、永久にそこに存在するのです。
これを言い替えますと、世界中の金鉱山から採掘される年間約4000トンの新産金の
かなりの部分が、地上在庫として毎年繰り越されて行くということです。

要するに、穀物は食べたら消滅します。石油は燃やせば消滅します。
しかし、金はあまり消滅せず、地下から掘り出された金が毎年どんどん地上に
あふれかえってくるのです。「不思議な商品」とは、そういう意味です。
ですから、はっきり言えば金価格は毎年下がるのが当然なのです。

そう、プロにとって、金市場は売るためにあるのです。永遠の戻り売り銘柄と言っても
過言ではありません。

ニクソンショック以後の現代は、もはや金本位制の時代ではなく、実物通貨としての
価値は幻想になっています。つまり、昔は、金の本質的価値に「通貨的側面」という
プレミアムが乗っていたわけですが、それが徐々に剥げ落ちてきているのです。
一挙に急落しないのは、それがいまなお消費者の「共同幻想」に支えられている
からに過ぎません。

産金会社や商社、貴金属商、宝飾品業者などは、こういうことは口が裂けても言いま
せんけど、彼ら自身は常に市場で売り方に立ち、大規模なヘッジ売りをしています。
南アや豪州の鉱山会社がCOMEXでどれだけの売り玉を持っているか、あるいは
純金積立を派手に広告している商社がTOCOMでどれだけの売り玉を持っているか、
調べてご覧になれば、おそらく驚かれることと思います。
彼らが必要としているのは、富の象徴というイメージに幻惑され、自分たちの売りに
喜んで買い向かってくれる消費者なのです。

金地金は、持っているだけでは利息を生みません。各国の中央銀行は、準備資産として
莫大な地金在庫を持っていますが、それを貸し出してリース料を取り、利息の代わりに
しています。
しかし、その貸し出された地金がフォワード売りを生み、ますます金価格の低迷を招く
結果になっています。近年、欧州の中央銀行が相次いで保有金の売却をしているのは、
通貨的側面というプレミアムが消滅した金を大量保有する意味が薄れているからです。

株に例えて言いますと、万年無配のくせに毎年定期的に公募増資をする会社の
ようなものです。大株主たちは、株を貸し出して貸株料を受け取っていますが、
需給悪に加え、その貸し株がまた慢性的な売り圧力となる悪循環で、株価は
いっこうに上がりません。
それでもおおかたの大株主たちは、昔からのしがらみもあるので、なかなか持ち株を
売りに出すまでには至っていません。しかし、それも限界に近づき、思い切りの良い
一部の大株主は、少しずつ持ち合い解消売りを出し始めています・・・
と、こんなイメージでしょうか。
この会社の株、みなさまなら買う気になりますか?

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

at 02:09



マネックスショック

マネックスショックというんだそうである。今回の暴落はマネックス証券がライブドア株の担保評価をザラ場中にゼロにしたことが、投資家のパニックを引き起こし、その結果、株価が暴落したのだということらしい。「マネックス証券が暴落の主犯だ!」なんて説までネットでは飛び交っているけど、ほんとにそうなんだろうか。

確かに、もし僕がマネックス証券のユーザーで、ライブドアの株を担保に信用取引しているとして、ザラ場中に株の担保価値を突然ゼロにされてしまったら、当然ぶち切れるだろうし、許せんという気分になるだろう。

また、ザラ場中に株券の担保価値をゼロにするなんてのも、とんでもない話である。そんなことをしたら何が起こるのか全く想像もできないようなとんでもない馬鹿をマネックス証券は飼ってるんだね。自分の決断によって何が起きるのかを全く考えていないあまりにも官僚的な対応である。まあ、大阪市役所とか朝日新聞とか、そういう腐った職場では官僚的な馬鹿でもつとまるかもしれないが、リアルマネーがガチンコでぶつかり合ってるホットな世界である証券界にいちゃいけない馬鹿野郎だとは思う。

さらに言うと、マネックス証券の松本某のあまりに投資家を小馬鹿にした発言には「こいつ死ね」とマジ思う。

しかしである。そうしたことは十分考慮した上で、そして、少数意見だということは百も承知であえて書くけど、ライブドア株担保価値ゼロという決定そのものはそれほど間違っているとは思わない。だって、実際、担保価値なんてない株でしょ。だいたい、ライブドアの株券担保に金を貸してもいいっていう人いますか。

株券の担保価値をどのように評価するかは証券会社に任されているはずである。たしか、上限でも株価の80%ということだったと思う。追い証発生後、投資家が損金を払えなかった場合、証券会社がやっかいな思いをすることになるわけだから、担保価値をどの程度に評価するのかは個々の証券会社に当然ゆだねられるべきで、ライブドア株を担保ゼロに評価する証券会社というのがあっても、別に不思議な話でも何でもない。

2000年のITバブル破裂の時、光通信は何日もストップ安売り気配だった。多くの証券会社では信用の担保価値は値が付いた日が基準となっていたため、ストップ安の期間も光通信の担保価値は下がることがなかった。そして、値が付いたその日に、突然、ホルダーの地獄が訪れたのである。

つまり、いずれにせよ、地獄は訪れるのであり、早いか遅いかの話でしかない。

そして、マネックス証券がライブドア株の担保価値をゼロにしたことにより、心理的なパニックが生じ、水曜日の暴落が起きたことは間違いないとしても、もし、マネックス証券の決定がなかったならば、株価が暴落しなかったかというとそんなことはないと思う。おそらく、セリングクライマックス的な下げではなく、もっと気持ちの悪いじりじりした下げになったとは思うが、どちらかというとそっちの方がたちが悪い下げではないだろうか。

思い出すのは1990年のバブルの破裂の時である。あのとき、株価暴落の犯人として外資系のヘッジファンドの存在が名指しされた。たしかにヘッジファンドが株価の暴落を巧みに利用して大きな利益を上げたことは事実だろうが、別に、ヘッジファンドの存在がなかったとしても、あのときは暴落したんだと思う。そして、金融当局が小手先の対応をもくろんだことが、結果として、株価の自律反発力を弱め、日本のマーケットを殺してしまったのだ。

だいたい、こういう大きな下落の時に、インチキだ、謀略だ、陰謀だ、談合だと騒ぎ立てる人って、トレーダーとしての姿勢が根本的に間違ってるんじゃないだろうかと僕は思う。

at 16:33
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かおるんの自己紹介

29歳の専業主婦です。 趣味は旅行とグルメと株式トレード。 運用資金は50万円でスタートして2年。今は500万円ほどです。 伝説のトレーダーぽんぽこさんの熱烈なファンでした。一度だけブログのコメントにお返事がいただけたときは、嬉しくて...。 ネットの上でのお付き合いですが、私が人生でもっとも影響を受けた人の一人です。偽悪的で乱暴な口調の背後に、繊細で知的な人柄が隠れてましたね。かっこ良かったです。トレードについての知識だけではなくて、歴史とか政治についての考え方、読書や映画についてなど、いろいろ影響を受けました。 もう一度、あのぽんぽこ節をネットで読みたいです♪

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